お喋り中の『かまってアピール』を何とかしたい!
散歩中のお喋りを愛犬に邪魔される、という話をよく聞きます。
そんな『かまってアピール』、どうすれば防げるでしょう?
目次
意外と厄介な『かまってアピール』
愛犬とお散歩中に知り合いに会って立ち話。
ちょっとのつもりが盛り上がって長話。
なんていうのも、散歩の楽しみの一つでしょう。
そんな楽しいお喋り中に愛犬が
- リードを噛んで引っ張る
- 道に落ちている石をくわえる
と邪魔をしてくるる、という話をよく聞きます。
いわゆる
『かまってアピール』
っていうやつです。
- 飼い主にとびかかってくる
- 服の袖をくわえて引っ張る
なんていう激しいものもあって、結構てこずる場合も。
そこで今回は
『かまってアピール』の防止
についてお話します。
なんでやるの?
そもそもなんで
『かまってアピール』
をするんでしょう。
理由はいくつか考えられます。
暇なんですけど!を訴えてる
かまってアピールをするワンコには
- 遊びが好き
- 人が好き
という性格の子が多いような気がします。
人やワンコと関わり合うのが好きな子です。
そういう子は、飼い主さんが自分をほったらかしにして話し込んでると
「暇だな!」
という気持ちになりやすいです。
この気持ちが
「自分もここにいるんだぞ!」
というアピールにつながるケースが多いと思います。
やきもち
誰と一緒の時に『かまってアピール』をするか?
について色々と話を聞くと
- 家族の中でも特に好きな人
- 過ごす時間が多い人
と一緒にいる時が多いようです。
好きな人が自分以外の人(犬)と親しくしてるのを目の前にして
「なんでこっちを見てくれないのー!」
という気持ちが湧いてしまう。
つまりやきもちです。
やきもちが強いほど、アピールも激しくなりやすいです。
どうすればいい?
- 暇!
- やきもち
のどちらも、自然な気持ちの動きです。
止めようがありません。
「マテのコマンドでおとなしくさせる」
が出来ればいいですが、難しい場合がほとんどだと思います。
ではどうすればいいでしょう。
しゃがんで話す
人と犬では目線の高さが違います。
人同士が立ち話をしていると、
『ワンコ目線よりずっと高いところで会話が交わされる』
ということになります。
- 自分だけ置いてけぼり
- 放っておかれてる
と感じてしまうのも無理ないと思います。
それを防ぐには
お互いがしゃがんで話をする
と、目線がワンコに近くなるので
「放っておかれてる」
という気持ちになりにくいです。
『自分もお喋りに参加している』
という気持ちにさせてあげるのがポイントです。
飼い主さんだけでもしゃがんであげると効果が期待できます。
『話し相手よりも自分のそばにいてくれている』
という状況にしてあげれば、やきもちも軽くなるかもしれません。
話し相手にナデナデしてもらいながら
立ち話の相手がワンコ好きな方なら
『話しながらナデナデしてもらう』
のもいいでしょう。
これも、
放っておかれてる感
を感じさせないことになります。
人が好きな子であれば、ナデてもらえてご満悦になれるでしょう。
『かまってアピール』を防いでお喋りを楽しもう
他にも
- オヤツをあげながら話す
- 好きなオモチャをかじらせてあげる
みたいな方法が考えられますが、
- 暇にさせない
- 「放ってかれてる」と感じさせない
といったことが大切なポイントです。
散歩中のお喋りは
- 情報交換
- しつけの苦労を言い合う
- 近況報告会
と、役にも立つし気分転換にもなると思います。
『かまってアピール』
を上手に防いで、お喋りを楽しみましょう。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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