足上げオシッコをする子のトイレトレーニング ~室内に『電柱もどき』を立てる~
足を上げてオシッコする子のトイレトレーニングについて。
目次
誰もがぶつかる壁?
愛犬と暮らし始めた飼い主様の多くが
トイレトレーニングの壁
にぶつかります。
- 家中で粗相をする
- 用意した場所でしてくれない
- トイレシートをビリビリに破く
- 外に連れ出さないと排泄しない
等々、トイレにまつわる悩みは多いかと思います。
今回はその中でも
足を上げてオシッコする子
にフォーカスを当てたいと思います。
目立つところにオシッコをかけたい!
- 電柱
- 木
- ブロック塀の角
といったところに足をあげてオシッコをする子は多いと思います
主に男の子ですが、女の子でも一生懸命足を上げてオシッコをしようとする子はいます。
そんな子は室内で粗相をしてしまう時も
- 壁の角
- ゴミ箱
- テーブルの脚
等、電柱や木に似た場所にかけてしまう場合が多いようです。
目立つところにオシッコをかけたくなるようです。
ならばそれを逆に利用してみよう。
ペットボトルにシートを巻いた『電柱もどき』
そこで提案するのが
室内に『電柱もどき』を立てる
という方法です。
「ここならオシッコをかけてOK」
という場所を作ることで粗相を防ごうという作戦です。
![](https://i2.wp.com/sasaki-dogtraining.com/wp-content/uploads/2019/05/P1020529-002.jpg?w=1152&ssl=1)
写真は2リットル入りのペットボトルにペットシーツを巻き付けたものです。
それをトイレの場所に立ててあります。
オシッコがかかっているのが分かってもらえるかと思います。
このような
明確な目標物(電柱もどき)
をトイレの場所に立てることで、
他の場所への粗相を防ぐ
ことが期待できます。
成功率を高める工夫
教えはじめのコツは
オシッコを染み込ませたシートを巻き付ける
ことです。
それによって、
愛犬がクンクン嗅いでくれる確率を高くなります。
クンクンしているうちにオシッコをかけてくれたら成功です。
ペットボトルにも工夫を
ペットボトルに水を入れておく
ことも何気にポイントです。
水を入れると重くなるので
クンクンしているうちに鼻で押し倒してしまう
ことを防ぐことが出来ます。
ペットボトルでは低すぎる場合は、
- ガムテープでペットボトルを複数つないで高くする
- 他の適当な高さの素材を利用する
といった工夫をすると良いでしょう。
成功したらすぐにほめる
『電柱もどき』をクンクンし始めたら
「ワンツー」
「シーシー」
等、トイレのコマンドをかけてあげます。
成功したらすぐにオヤツをあげて褒めてあげましょう。
そこは通常のトイレトレーニングと同じです。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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