オヤツを使ってハウストレーニング
オヤツを活用したハウストレーニング。
ぜひ身につけて欲しい
ハウストレーニングに取り組むうえでは色々な工夫が考えられます。
ハウストレーニングを身につけると
- 留守番がしやすくなる
- 車でお出かけしやすくなす
- ゆっくり休める
等々、沢山メリットがあります。
しつけの中でもぜひ取り組んで欲しいものです。
今までに別の記事で
広めのサークルから慣らす
ハウスの中を居心地良くしてあげる
といったことを書きましたが、
ハウスの中にオヤツを入れる
というのも、効果が期待できる工夫だと思います。
まずは『ハウス=良い場所』に
ハウストレーニングで重要なのは
ハウス=良い場所と思わせてあげる
ことです。
逆に言うと
ハウス=嫌な場所と思わせない
ことです。
- クレートに無理矢理押し込む
- いきなり長時間閉じ込める
といったことは、特に初めのうちはご法度です。
ハウス=良い場所
と認識することで
自分からハウスに入る
という習慣につなげることが出来ます。
そのためにはオヤツを有効利用します。
『ハウス=オヤツがある場所』
基本的な手順は以下になります
ハウス(クレート)の扉は開けておく
↓
ハウスの中に愛犬の好きなオヤツを入れる
(入れるところを愛犬に見せてあげてOK)
↓
オヤツ欲しさに愛犬がハウスに入る時に
「ハウス」
の声掛けをする
↓
愛犬がハウスに入ったら褒めてあげる
↓
オヤツを食べ終えたらすぐに外に出てしまってOK
これを何回も繰り返して
「ハウス」のコマンド=ハウスに入ればオヤツがある
を学習させてあげます。
- 『お座り』
- 『お手』
といった基本的なコマンドを学習するのと原理は同じです。
頭隠して尻隠さず
この時によくあるのが
『前半身はハウスに入るけど後ろ足が外に出てる』
状態になることです。
『オヤツは食べたいけどハウスには入りたくない』
という子はこうなりやすいです。
そんな子の場合、
『後ろから押してハウスに入れる』
といったことをしてしまうと、警戒心を強めてしまうかもしれません。
- オヤツをハウスの一番奥に置く
- 身体に対して大きめのサイズのクレートを用意する
といった工夫をして、
『全身が入らないとオヤツがゲットできない』
ようにしてあげると良いでしょう。
はじめは短時間でOK
このように最初は短い時間でも良いので
ハウスの中に入ることが出来るようになる
ことが、ハウストレーニング成功への第一歩だと思います。
そこから少しずつ
ハウスの中にいる時間を伸ばしていく
工夫をしていくと良いでしょう。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
佐々木ドッグトレーニングのホームページ
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