散歩デビューは無理に歩かなくてもOK
今回は愛犬を迎え入れたばかりの飼い主様向けの記事です。
誰もが迎えるお散歩デビュー
愛犬を家庭に迎え入れて。
ワクチンも済んで。
待望のお散歩デビューを飾る日がどの子にも来ます。
とはいえ、どの子も元気なデビューを飾るわけではありません。
初めて家の外に出て
「ここはどこ⁉」
と、緊張で固まってしまう子もいます。
そんな子に言いたいのは
最初から無理に歩かなくてもOK
です。
初めての事への反応はそれぞれ
- 初めて目にするもの
- 初めて嗅ぐ匂い
- 初めて聞く音
- 初めて会う人
といった初体験の物・事に対する反応はそれぞれです。
初めて家の外に出て
- 嬉しくてはしゃぎ回る
- 会う人や犬に喜んで近づいていく
といった元気で積極的な反応をする子もいれば
- 家の中に逃げ込もうとする
- ガタガタ震えて動けなくなる
といった緊張や怖がっている反応をする子もいます。
どちらが良い・悪いではありません。
性格が違えば反応が変わるのは当然のことです。
「せっかくの散歩なのになんで楽しまないんだろう…」
「情けない子だな…」
と落ち込む必要は全くないと思います。
自分から歩き出すまで待つ
愛犬が固まってしまった場合どうすれば良いか。
『無理にリードを引っ張る』
のは得策ではないと思います。
ただでさえ緊張している時に強く引っ張られると
「家の外は怖い」
「首輪やハーネスは嫌な物」
という印象を植え付けてしまうかもしれません。
自分から歩き出すまで待ってあげましょう。
しばらく待ってあげると、
飼い主の足元で固まっている
↓
目の前の地面の匂いを嗅ぎ始める
↓
匂いを嗅ぐ範囲が少しずつ広がる
↓
匂いを嗅ぎながら(飼い主を中心にして)歩きまわり始める
と、少しずつ積極的に歩けるようになる場合が多いです。
なかなか歩き出さなくても、のんびり待ってあげましょう。
なんなら、最初の日は
『外に出るだけでもOK』
位のつもりでいても良いと思います。
日中の時間にゆとりのある時を選ぶ
のんびり待ってあげるには、
飼い主の気持ちに余裕があった方が良いでしょう。
例えば
『あと30分で出かけなくちゃいけない』
という時ではなく
『今日はこの後予定が入っていない』
という時を選ぶことをオススメします。
その方が、愛犬をゆとりを持って見守ることが出来るでしょう。
暗い時間よりも明るい時間の方が
- 愛犬が安心する
- 愛犬の動向を詳しく観察できる
という利点があると思います。
あと、出来れば
お散歩デビュー前にリードや首輪に慣らしておく
事もオススメします。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
佐々木ドッグトレーニングのホームページ