『仔犬の大暴れ』は健康の証!
大暴れする仔犬を見て、心配している飼い主様へ。
「心配しなくても良いよ」というお話。
目次
相談の多い『仔犬の大暴れ』
子犬を飼っている飼い主様が
「うちの子は部屋の中をメッチャ走り回る」
「ゲージの中でものすごく暴れる」
と心配そうに話すのをよく聞きます。
暴れ回るのは夜の寝る前の時間が多いようです。
昼間に見られることあります。
- 止めようとしても止まらない
- 尋常ではない暴れっぷり
なので、
「この子はどこおかしいのかな?」
と心配になる方が多いようです。
そんな相談を受けた時には
「それは健康な証です」
と、お答えしています。
仔犬は元気があり余っている
健康な子犬はとにかく元気です。
- オモチャで遊んであげる
- 散歩に行ってあげる
といったことだけで、
子犬が必要とする運動量を完全に満たす
のは困難です。
健康な仔犬はエネルギーの塊なのです。
寝る前に限らず、大爆走(大暴れ)するのは、
余ったエネルギーを仔犬なりに発散している
行動だと思います。
止めようとするとかえって危ないことも
大爆走中の仔犬はハイテンションで無我夢中です。
何を言われても耳に入らない状態なのです。
よって、言葉をかけて止めるのは困難です。
無理に手を出して止めようとすると
- 体当たりする
- 勢いよく甘噛みする
といったことで飼い主も怪我をしてしまうかもしれません。
仔犬が大爆走を始めたら無理に止めようとしないで、
- 危険な物を片付けて走りやすくしてあげる
- オモチャを追いかけさせてあげる
といった工夫で、
エネルギーの発散を助けてあげる
と良いと思います。
成長とともに減っていくパターンが多い
- 暴れ具合
- 暴れる期間
は性格により異なりますが。
ただ、成長と共に減っていって
一歳を迎える頃には落ち着く
場合が多いようです。
- 散歩の時間を増やす
- 遊び方に工夫をする
といったことで大爆走(大暴れ)の軽減が期待できますが、
仔犬の時期に思い切り暴れさせてあげる
ことはとても大切だと思います。
そのことが、
成長してからの精神的な落ち着き
につながります。
「わんぱくだねぇー」と思う位が気持ちも楽に
このように
『仔犬の大暴れ』
は、成長の過程でよく見られる行動です。
「うちの子はおかしい?」
と心配し過ぎたり、
「今すぐ止めなきゃ!」
と焦らなくても大丈夫です。
「うちの子は、わんぱくで仔犬らしいねぇー」
と思っていた方が気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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