『前の子』と『今の子』を比べ過ぎないで欲しい
先代の子と比べてしまうのは仕方がないとは思いますが…
よく聞く「前の子は…」
現在の愛犬と、以前に飼っていた愛犬とを比べて
「前の子はこんなじゃなかったのに…」
という話を聞くことがあります。
以前に飼っていた愛犬が
- おとなしい
- いたずらもしない
- 無駄吠えもしない
という子で、新しく飼い始めた仔犬が
- 元気いっぱい
- いたずらをする
- 甘噛みが激しい
- 散歩で引っ張る
といった場合に、この傾向が強いように感じます。
個性はそれぞれ
今の愛犬に手を焼けば焼くほど
『前の子とのギャップ』
をより強く感じてしまうでしょう。
「こんなはずじゃなかったのに…」
と思うこともあるかもしれません。
しかし愛犬は飼い主を困らせようとしているわけではありません。
『今、この瞬間をその子らしく生きている』
だけです。
どんなに嘆いても、それぞれの個性は変わりません。
- 困ること
- 改善すべきこと
は多々あるとしても、そんな面も含めて
「前の子と違って困った子だ」
否定的に捉えず
「前の子とは違う“この子”の個性」
と受け止めてあげて欲しいと思います。
『素敵な思い出』も『二度と来ない今』も大切に
もちろん、
「前の子のことは忘れて今の子のことだけを考えなさい」
と言っているわけではありません。
以前に共に生活していた愛犬も唯一無二の存在です。
共に過ごした大切な時間を懐かしむことも素敵なことだと思います。
そして、今の子との
『二度と来ない今』
も大切にして欲しいと思います。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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