預かりトレーニングで気を付けたいことは?
預かりトレーニングをお願いする時の注意点について。
目次
預かりトレーニングとは
預かりトレーニングとは、
ドッグスクールに愛犬を一定期間(数週間~数か月間)預けて、
トレーニングをしてもらうサービスのことです。
(参考:預かりトレーニングって何?)
色々とメリットのあるサービスではありますが、
気を付けないと無駄に終わってしまうこともあります。
今回は預かりトレーニングをお願いする時に、
飼い主さんが気を付けたいことについて。
トレーナーの言うことはバッチリなのに…
預かりトレーニングを利用した飼い主さんからよく聞くのが、
- 「訓練学校ではよく出来ていたのに、お家に帰ってきたら前と変わらない…」
- 「トレーナーさんの言う事はよく聞くのに、私(飼い主)の言う事は聞いてくれない…」
という話(愚痴?)です。
訓練学校ではトレーナーさん言う事をビシッと聞くのを見せてもらって、
「すごくおりこうになった」
と喜んでいたのに、いざお家に帰ってきたら、
- 前と同じように散歩で引っ張る
- 相変わらずチャイムで吠える
- 「マテ」を言ってるのに勝手に動いちゃう
と、がっかりしてしまう飼い主さんが多いようです。
せっかく愛犬を預けてまでトレーニングしてもらったのに、
思ったような効果が感じられない。
そんなことにならないように大事なことはなんでしょうか。
預ける前にちゃんとお話しする
預かりトレーニングをお願いする前にやっておきたいことが、
- どんなことで困っているのか
- どんなことを覚えて欲しいのか
ということをしっかりとトレーナーに伝えることです。
希望をしっかりと伝えた方が、
トレーナーもトレーニングの方針を決めやすくなります。
それ以外にも、
- トレーニングの方法
- 預かってくれる間の生活パターン
- 料金(支払方法の含む)
- 愛犬に会いに来ても良いか
といった事も確認しておきましょう。
後になってから、
- 高額な料金を請求されてビックリ
- 期待していたトレーニングのやり方と違う
みたいなことになるのを防ぐ意味もあります。
出来れば複数の訓練学校に問い合わせてみて、
自分と愛犬に合っていると思った所に決めると良いと思います。
しっかり練習させてもらおう
預かってもらってる間に大事なことは、
訓練学校にいるうちからちゃんと練習する
ということです。
預かりトレーニングをしてくれる訓練学校は、
『預かり期間中に愛犬に会いに来てもOK』
というところがほとんどです。
トレーニングの状況を確認するためにも、
会いに行ったときには、
- コマンドの伝え方
- ご褒美のあげ方
といった事をしっかり練習させてもらいましょう。
何でも聞いちゃおう
しっかりと練習させてもらうのに加えて
- トレーニングの進み具合
- 愛犬の健康状態
- お家に帰ってから気を付けること
といったことも、しっかりと質問しましょう。
飼い主さんとトレーナーの間で状況を共有しておくことが大切です。
「こんなこと聞いても良いのかな?」
「あんまりしつこく聞いたら失礼かな?」
みたいな遠慮はいりません。
ちゃんとお金を払っているのですから質問する権利がありますし、
トレーナーには顧客である飼い主さんにきちんと説明する義務があります。
トレーナー任せにしない
色々と書きましたが、結局のところ大事なのは
『トレーナー任せにしない』
ということです。
預かりの期間が終われば愛犬と一緒に生活するのは飼い主さん自身です。
- トレーナーさんが全部教えてくれるから何もしなくてもいい
- 高いお金を払ったんだからお利口になるのは当たり前
- 愛犬が覚えたことを自分でやってくれる
と思ってしまうと、
「せっかく預けたのに…」
ということになってしまいます。
『愛犬と楽しく暮らせるかどうかは自分次第』
という意識を持つことが大切だと思います。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
佐々木ドッグトレーニングのホームページ