苦手克服:耳掃除編 ~「耳たぶマッサージ」から慣らす~
耳のお手入れが苦手な子に。
目次
簡単なチェックは出来るようになりたい
- ミニチュアダックスフンド
- ゴールデンレトリバー
- パグ
- シーズー
といった耳が垂れている犬種は耳が汚れやすい傾向があります。
汚れているのを放置したままだと炎症を起こす場合もあります。
耳のチェックは病院に任せている、
という飼い主様もいるかと思います。
しかし愛犬の健康のためにも、
- 汚れ具合のチェック
- 簡単な掃除
位は自分でも出来るようになりたいものです。
しかし敏感な部分であるがゆえに
「触られるのが嫌!」
という子も多いです。
当然ですが触ることが出来なければチェックも掃除も出来ません。
そんな子の場合は
耳たぶマッサージから慣らしていく
と良いと思います。
嫌な印象は記憶に残りやすい
いきなり耳を強く掴んだり引っ張ってしまうと、
「ビックリした!」
「痛い!」
という嫌な印象を与えてしまいます。
嫌な印象は記憶に残りやすいです。
「耳たぶを触られるのは嫌!」
と学習してしまうと、
取り除くのに多くの時間と労力を必要とします。
『耳たぶを触る=気持ち良い』を学習させてあげる
嫌な印象を与えないために、ゆっくり時間をかけて
『耳たぶを触られるのは気持ち良い』
という学習をさせてあげると良いでしょう。
耳のように敏感な部分を触る時は
- 優しくさする
- ゆっくりもみほぐす
と、少しずつ慣らしていってあげます。
疲れている時に触ってあげる
耳たぶに触る練習をするのは
- 散歩の後
- 遊びの後
といった、
疲れてまったりしてるしている時
が良いと思います。
元気がいっぱいな時は感覚も敏感です。
ちょっと触れただけで
「耳たぶ触られてる!」
と気が付いて警戒するかもしれません。
まったりしている時は感覚や警戒感も多少鈍っています。
元気な時は嫌がる部分も触りやすくなることが期待できます。
好きな部分からマッサージし始める
マッサージする時に、
いきなり耳たぶから触り始めずに、
触られるのが好きな場所から始める
というのも良い方法です。
好きな場所を優しくマッサージ
↓
気持ちよさそうにリラックスしてくる
↓
マッサージしながら少しずつ耳たぶに近づける
という手順で慣らしていってあげると、
『いつの間にか耳を触っても平気』
になってくれるかもしれません。
『気持ち良い』&『少しずつ』がポイント
耳に限らず、
苦手な部分に触るのに慣れる練習
の時に大切なのは、
『気持ち良い』
とセットにしてあげることです。
『時間をかけて少しずつ』
も大切です。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
佐々木ドッグトレーニングのホームページ