老犬の歩行介助は『降りる時』に注意!
歩行介助の時に気を付けたいこと。
なかなか大変な歩行介助
老犬になって足腰が弱ると、
歩行介助
が必要になる場合があります。
- ゴールデンレトリバー
- ラブラドールレトリバー
- ジャーマンシェパード
といった大型犬の歩行介助は体力的にも大変ですが、
歩行介助用ハーネス
といった用品を活用することで、
飼い主の負担を軽減することが出来ます。
とはいっても気を付けるべきことは多々あります。
昇る時よりも降りる時が危ない
歩行介助をしていると
- 階段
- 坂道
といった場所も通ることがあります。
人の場合もそうですが犬も階段や坂道では
昇りよりも降りの時の方が負担が大きい
です。
昇りに比べると体重のかかり方が急
だからです。
階段の場合は足を踏み外す可能性もあります。
介助する飼い主と一緒に転げ落ちる
なんて危険もあります。
降りの時は
- ハーネスをしっかりと持ち直す
- 足元を確認する
- ゆっくり歩く
といった注意を払うと良いでしょう。
怖がる子は安心させてあげながら
昇りに比べると降りの方が苦手(怖い)
という子も少なくありません。
ハーネスで誘導しても尻込みして動かない
なんてことも。
そんな時に急に歩き出すとバランスを崩す危険もあります。
愛犬が降りが苦手な場合は
- しっかりと体重を支えてあげる
- 優しく声をかけ続けてあげる
- 身体を密着させてあげる
といったことで
愛犬に安心感を与えてあげる
事を心掛けると良いでしょう。
飼い主も愛犬も安全・安心に
老犬になると歩行介助以外にも
- 食事の介助
- 排泄の補助etc…
と、色々と助けが必要な場面が多くなります。
飼い主さんの安全を確保することが、
愛犬の安心にもつながると思います。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
佐々木ドッグトレーニングのホームページ