コマンドは『従うべき命令』でしょうか?
しつけに取り組む中で
といった基本コマンドを愛犬に教えることも多いかと思います。
コマンドが飼い主と愛犬の間でどんな役割(意味合い)を持つのか。
僕の考えは
お互いが気持ちよくなるための合図
です。
『コマンドは飼い主に従わせるための命令』
『飼い主は愛犬を従わせなければいけない』
という考え方もあるでしょう。
そもそも
『コマンド(command)』
の日本語訳を検索すると
という言葉が出てきます。
文字通りに解釈するならば
『コマンド=命令』
が当てはまるでしょう。
実際、
といったコマンドに愛犬がキッチリ反応するのは気持ちの良いものです。
愛犬だけでなく、相手が人であっても、
『自分の命令に相手が従う気持ち良さ』
は同じかもしれません。
ただ、いつも愛犬がコマンドにキッチリ反応してくれるとは限りません。
ということはよくあることです。
そんな時は
「なんで呼んでも来ないんだ⁉」
「なんでお座りで待っていられない⁉」
という
『相手が命令に従わなかった時のストレス』
もかなり大きいと思います。
「従わせなければいけない!」
という意識が強いほどストレスも大きいのではないでしょうか。
といった意識をあまり強く持ち過ぎず、
「戻ってくればこっちも助かるし、オヤツもあげるよ」
「お座りしていた方が可愛がってもらえるよ」
位の方が気持ちも楽になるのではないでしょうか。
コマンドは
『飼い主・愛犬の両方が気持ちよくなる合図(共通言語)』
と僕は捉えています。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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