耳のお手入れが苦手な子に。
目次
といった耳が垂れている犬種は耳が汚れやすい傾向があります。
汚れているのを放置したままだと炎症を起こす場合もあります。
耳のチェックは病院に任せている、
という飼い主様もいるかと思います。
しかし愛犬の健康のためにも、
位は自分でも出来るようになりたいものです。
しかし敏感な部分であるがゆえに
「触られるのが嫌!」
という子も多いです。
当然ですが触ることが出来なければチェックも掃除も出来ません。
そんな子の場合は
耳たぶマッサージから慣らしていく
と良いと思います。
いきなり耳を強く掴んだり引っ張ってしまうと、
「ビックリした!」
「痛い!」
という嫌な印象を与えてしまいます。
嫌な印象は記憶に残りやすいです。
「耳たぶを触られるのは嫌!」
と学習してしまうと、
取り除くのに多くの時間と労力を必要とします。
嫌な印象を与えないために、ゆっくり時間をかけて
『耳たぶを触られるのは気持ち良い』
という学習をさせてあげると良いでしょう。
耳のように敏感な部分を触る時は
と、少しずつ慣らしていってあげます。
耳たぶに触る練習をするのは
といった、
疲れてまったりしてるしている時
が良いと思います。
元気がいっぱいな時は感覚も敏感です。
ちょっと触れただけで
「耳たぶ触られてる!」
と気が付いて警戒するかもしれません。
まったりしている時は感覚や警戒感も多少鈍っています。
元気な時は嫌がる部分も触りやすくなることが期待できます。
マッサージする時に、
いきなり耳たぶから触り始めずに、
触られるのが好きな場所から始める
というのも良い方法です。
好きな場所を優しくマッサージ
↓
気持ちよさそうにリラックスしてくる
↓
マッサージしながら少しずつ耳たぶに近づける
という手順で慣らしていってあげると、
『いつの間にか耳を触っても平気』
になってくれるかもしれません。
耳に限らず、
苦手な部分に触るのに慣れる練習
の時に大切なのは、
『気持ち良い』
とセットにしてあげることです。
『時間をかけて少しずつ』
も大切です。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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