愛犬を乗せて車で出かける時、窓は開ける?閉める?について。
その前に、車の窓と犬に関する、僕の実体験をお話します。
バイクで移動していた時のこと。
信号で車と並んで停車しました。
すると右手前方の助手席の開いた窓から、
ヌッとゴールデンレトリバーの顔が出てきました。
目の前に急に大きな犬の顔が現れて、
ドキッ!
としてバランスを崩しそうになりました。
犬に慣れているはずの僕がこれだけ驚くのです。
普段犬と接する機会のない人だったらもっと驚いていただろうと思います。
僕が生粋のビビリ屋だということを考慮しても、です。
ゴールデンレトリバーの話なのになぜプードルの絵なの?
という突っ込みも無視して話を進めます。
このように、
という車を度々見ることがあります。
正直、危険極まりないと思います。
開いた窓から愛犬が外に飛び出さないという保証はありません。
愛犬が足でパワーウィンドウのスイッチを踏んで首を挟む、
なんて事故も起きかねません。
「注意しているから大丈夫」
「慣れているから」
と思っていても、100回中1回の事故で命を落とすこともあるかもしれません。
いくら愛犬のことを信用していても、
「何をするか分からない」
という意識は持ってた方が安全だと思います。
とはいえ、天気のいい日などは窓を閉めると、
飼い主は暑くないけど愛犬にとっては暑い場合があります。
そんな時は換気のために窓を開けた方が良いです。
その際は愛犬の前足や顔が出ない程度に開けた方が良いでしょう。
全部の窓を10センチ~20センチ位開けると、
かなり風通しが良くなります。
冒頭のゴールデンレトリバーは僕を驚かそうとしたのではないと思います。
吠えついてきたわけでもありません。
なんとなく外をのぞいただけでしょう。
横にバイクが止まったので興味を持ったのかもしれません。
とはいえ僕がかなり驚いたのは事実です。
同じように驚いた人が、クレームを言ってこないとも限りません。
世の中には犬をはじめとした動物が苦手な人もいます。
無用なトラブルを避けるためにも周囲への配慮も心がけた方が良いと思います。
特に大型犬種の場合はどうしても連れていて目立ちます。
こちらにその気はなくても、
周囲に大きなインパクトを与えている場合があります。
ということを考えると、車にフリーで乗せる時は
というのが無難だと思います。
「そもそもフリーで車に乗せるのはどうなの?」
という話はまた別の記事で。
※最後まで読んで頂きありがとうございます!
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