という気持ちが強いあまりに、
という時に、飼い主が戻ってくるまで
といった問題行動を起こしてしまう場合があります。
このような行動をすることを
『飼い主依存症』
『分離不安』
ということがあります。
動物病院の先生やドッグトレーナーから
「この子は依存症(分離不安)ですね」
と言われたことがある、という飼い主様もいるのではないでしょうか。
専門家からそのようなことを言われると
「うちの子は問題児なんだ…」
と落ちこんでしまう飼い主様もいるかもしれません。
愛犬が飼い主のことを好きになるのは当然のことです。
好きであれば、
という気持ちになるのは自然なことだと思います。
依存症や分離不安は飼い主に対する、
そんな感情が引き起こすといえます。
ということは、程度の違いこそあれ
『依存症や分離不安の要素はどの子にもある』
というのが僕の考えです。
例えば飼い主が出かけて留守番をする場合
等々、程度の違いはあっても何かしらの反応を示すと思います。
これらは、飼い主がいなくなることから生じる
という感情によって引き起こされるといえます。
不安や寂しさを感じる度合いはそれぞれです。
弱ければ飼い主が出かけて少しすれば落ち着くでしょう。
強ければなかなか落ち着かないでしょう。
声が出たとしても鼻をクンクン鳴らす程度でおさまるかもしれません。
感情が高ぶって吠えてしまうかもしれません。
同じような場面・状況であっても感じ方はそれぞれです。
それに対する反応も愛犬によってさまざまです。
良いとか悪いとかではなく、
『その子なりの性格・反応の現れ』
だと思います。
とはいえ
といった場合は改善に取り組む必要があるでしょう。
その際には、
『うちの子は問題児』
というネガティブな認識ではなく、
『うちの子は感情の表出が強いタイプの子』
という、ある意味で客観的な認識をもって取り組んで欲しいと思います。
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