「高い声で褒めてあげよう」ってよくいうけど、実際はどうなんでしょうか。
愛犬を褒めてあげる場面としては
と色々あると思います。
その時の飼い主様の気持ちは
「ここは褒めるべき場面だな」
「面倒くさいけど褒めてあげなくちゃ」
という義務感ではなく、
「言うことを聞いてくれてうれしい」
「嫌なこと我慢してえらい」
「難しいことを覚えて頭がいいなぁ」
等々、ポジティブな気持ちになっているのでは?
といったポジティブな感情が生じたときは、ある意味でテンションが高まった状態だといえます。
テンションが高まれば、意識しなくても声は自然と普段よりも高くなっていると思います。
愛犬の行動を受けて嬉しくなった時も
「高い声を出して褒めよう」
と意識しなくても
「えらいね」
「頑張った」
「すごいね」
という感情をそのまま口に出せば、声は高く優しくなっているはずです。
飼い主さんがと違う高さの声を急に出すと、
愛犬も「?」となります。
その分、注目してくれやすくなります。
その意味では、
『高い声で褒めてあげる』
は理にかなっているとは思います。
しかし、
「意識して高い声を出す」
とテクニックばかりを気にして、
気持ちがこもっていなければあまり意味がありません。
テクニックとして考えるのではなく、
『嬉しい』『おりこうさんだね』『すごいね』『いいね!』
という気持ちを素直に伝える
ことが大切だと思います。
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